保育理念

 

理事長挨拶

赤ちゃんから3歳までの期間には、脳の85％が発達し、その時期に人の一生の基礎が形成されてしまうと言われています。この成長期に、人間の脳を活性化させる最も重要な要素は、愛に満たされ包まれていると感じる安心感、つまり「愛されている実感」です。

当園でお預かりする1歳から3歳までは、例えれば農家の、土地を耕して種を蒔き、特に芽吹くまでは、日照条件や風雨の心配、水やり、土地荒らしの動物等々日々の管理をおこたることができない、とても手のかかる時期です。そして、芽が出てくるのには、しばらく時間がかかります。芽吹きを待つのは、忍耐力がいることです。

大変な労力をかけて、固い土をよく耕しふかふかの、栄養をたっぷりとあたえた土地ほど、根のしっかり張った立派な「幸せな種」が芽吹きます。たっぷりの愛情を注ぐほど、安心感に包まれて、自己肯定感と自信に満ちた幸せな子どもに育ちます。それは思考、記憶、集中力、持続力など脳の働きに素晴らしい影響を与え、人生を力強く生き抜く力を持つ人になることも約束されます。

もう一つ、とても重要と考えていることがあります。それは、保育者が常に現状を知り、対応する能力を身に付けていくことです。
当園では、とても多くの勉強会をおこなっています。保育士スキルを上げるための勉強は当たり前のことですが、今、保護者の方々を取り巻く環境や子どもたちの生きていく未来の社会、環境、等々勉強の課題はとてもたくさんあります。
保護者の皆様の日々のお悩みにも心を留め、解決に向けて、お手伝いができるような園でありたいと願っています。保護者の皆様が、晴れ晴れと嬉しい気持ちで毎日の子育てができるような環境づくりをすることがとても大事なことだと考えています。それらに対応できる保育士が今より更にたくさんいる園を目指しています。

最後に、親であるなら、きっとドキッとするような言葉をお伝えします。
私の保育理念の根底になっている言葉です。
『愛深ければ　成すこと多し』鈴木メソッドの創設者鈴木鎮一先生の言葉です。
子ども（幸せの種）の無限の可能性を信じて、力を合わせて毎日の子育てをご一緒に歩んでいきましょう。
 

団体概要

事業内容	小規模保育事業 低年齢児に特化した定員が１２名の小さな施設です。保育士とお子さんの距離が近い環境でじっくりと向き合い、規模の特性を生かしたきめ細かな保育を実施しています。
団体名	特定非営利活動法人外出サポートセンター
代表	理事長　安藤 暢美
住所	横浜市緑区長津田7-1-46
TEL	045-507-4100